
Devirus AC
変わらない日常を守る、あたらしい習慣。
変わらない日常を守る、あたらしい習慣。
クロラス酸水は高い安全性と優れた殺菌力で、除菌の常識を一変させる力を持った殺菌剤です。ニューノーマルの時代において、クロラス酸水の普及は、社会インフラを持続させる1つの方法であると私たちは考えています。人や物流のグローバル化と流動性が高まり、細菌やウイルスによる新たな感染症も生まれている昨今。クロラス酸水が持つ力を最大限に生かす、空間除菌デバイス「Devirus AC」によるクリーンな環境をつくること。それにより、人々の健康や生活を守り、社会インフラを持続させることが私たちの使命です。
ウイルスの感染経路は、いくつかありますが、くしゃみや咳による飛沫感染の場合、飛沫は5μm以上と大きく、1m以内に落ちるため、ソーシャルディスタンスやマスクの使用が有効です。一方、飛沫から飛び出る飛沫核は5μm以下。この飛沫核を含むエアロゾルはブラウン運動という物理現象を起こし、空気中にしばらく漂うため「空気感染」の恐れがあります。この「空気感染」を抑制するには、空間に広く漂う飛沫核を素早く除菌することが重要です。Devirus ACは、除菌剤であるクロラス酸水を0.3~1.0μmという微小なウルトラマイクロミストにして噴霧。短時間で広い範囲に除菌剤を拡散させ、空間に漂う飛沫核やエアロゾルを除菌します。
Devirus ACは除菌剤であるクロラス酸水(クロラス除菌ウォーター)を微細なミスト(ウルトラマイクロミスト)にして噴霧することで、空間に浮遊するウイルスや細菌、カビなどを除菌する製品です。分単位で設定できる間欠噴霧を行うことで、オフィスや公共スペース、住空間をつねに安全な環境に保ちます。
すでに多くのスペースで空間除菌システムが導入されています。素早く拡散し・長くとどまり・人にとって安全な「空間除菌システム」は、徹底した衛生管理が求められる場所や、不特定多数の人が集まる場所で採用され続けています。
デヴィルスエーシーは、内部構造の研究の末にうまれた、独自の噴霧方法により、 空間噴霧に最適なミストの大きさを実現しました。いくつもの製品特許を取得した 内部構造を、その機能とともにご紹介します。
A
ウルトラマイクロミストは本体に対して70度の角度で噴霧するよう設計。垂直に飛ばすと壁に沿った噴霧となりミストが吸われてしまい、45度で噴霧するとちょうど頭上辺りにミストが漂い、寒さを感じることもあるため、数多の試作を重ね、部屋全体の対流にのりやすい70度にこだわりました。
B
筐体だけでなく内部のネジ1本に至るまでステンレス製(SUS304)にこだわりました。どんなスペースにも凛と佇む見た目の美しさと、サビなどに強い耐久性の両方を兼ね備えた業務用機器です。
C
タンク容量は10L。
毎日10時間稼働させた場合でも、週に一度の補充で済む大容量タンクです。
D
ウルトラマイクロミストを生み出すに最適な水位をキープするため、適切な位置に配置された水位センサー。
E
超音波発生器。ネブル(Nebul)とは英語で星雲の意味。
ラテン語の雲(Nebula)が語源。
F
一般的な加湿器に比べ、大型のネブライザーを採用。
1時間あたりのミスト生成能力は4Lを誇ります。
G
独自開発のセパレーターは、ネブライザーで発生させたミストのうち、粒径の大きなミストをふるい落とし、ブラウン運動に適した0.3~1.0μmの「ウルトラマイクロミスト」のみを選び出す機能を備えています。
H
ネブライザーで発生させたウルトラマイクロミストを上部ダクトに送り込み外へと押し出すファン。ただし、ミストはブラウン運動で拡散するためファンは一般的な加湿器や空気清浄機に比べて小型で省エネです。
1セットで約2週間分
2000ml×10日(月~金曜×2週)
=20L(20kg)
Devirus ACが作り出す除菌に最適なミスト
FEATURE
1
除菌剤のクロラス酸水を、Devirus ACを使って微細で濃密な「ウルトラマイクロ ミスト」にすることで、約4分で100m2に拡散するスピードと、1時間ごとに10分という短時間の間欠運転でミストが長時間浮遊し続けます。
平均粒径0.3~1.0μmという小さなミスト は、ブラウン運動という物理現象により 素早く拡散し、空間に長く浮遊します。
ミスト数量は一般的な加湿器の約100倍。1Lの中にウルトラマイクロミストが150~200万個も詰まっています。
濃密で微細なミストがブラウン運動によって広く拡散しながら長時間浮遊することで、除菌能力が持続します。
実証
実験
大空間向け除菌システムの実証実験
Zepp Hanedaで有効性を確認済み
3,000人規模のコンサートホール「Zepp Haneda(Tokyo)」で2020年9月より実証実験を複数回にわたって実施し、有効性を確認しました。1階客席を中心としたホールおよびステージ部(床面積:1,023.6m2、天井高:11.6m)の4台の空調機に付設された計12台の噴霧ユニットを同時に稼働させ、30分噴霧した後、30分休止する間欠運転を繰り返し、1階客席(北、中央、南)、ステージ中央、2階客席中央にて、ホール内の空気中に浮遊する粒子をサイズごとに測定した。
噴霧を開始した11:00から1時間後には効果が顕著に確認されはじめた。最も大きな減少率が表れた時間(13:15)で噴霧前(10:45)と比較すると90.9%の減少、最大菌数の時間(11:15)と比較すると93.3%の菌数減少が見られた。オーダー数(桁数)の減少が見られることから、一定時間経過後におけるクロラス酸水の噴霧による大空間での除菌効果が得られていると考えられる。
※すべての細菌やウイルスを除菌できるわけではありません。
※噴霧前、噴霧後において複数回にわたりホール内の空気を採取し、
菌数を測定(1m3当たりの菌数を希釈倍率に応じた乗数で計算)。
測定:株式会社HACCPジャパン
Devirus AC専用除菌剤
FEATURE
2
空間除菌システムの安全性と効果については、さまざなな実証実験を行っており、除菌剤「クロラス酸水」は、公的機関からの承認も受けております。除菌剤「クロラス酸水」そのものと、それをDevirus ACによって噴霧した場合のデータがあり、リンクからそれぞれの詳しい実験結果もご覧いただけます。
▷噴霧時
Devirus ACに使用するのと〃亜塩素酸濃度200ppmのクロラス酸水を、雌雄のラットに毎日1回13週間の噴霧を実施。投与期間中に死亡あるいは瀕死例はなく、一般状態、体重、摂餌量、剖検、器官重量及び病理組織学的検査で被験物質に起因すると考えられる変化はありませんでした。
▷噴霧時
濃度200ppmのクロラス酸水を25m2空間に噴霧し、
濃度50ppmと、自然減衰とで比較しています。
▷噴霧時
Devirus ACによるクロラス酸水(200ppm)の噴霧が物の付着菌に与える影響(除菌効果)をオフィス空間で検証。生菌数はテスト前から72%~77%減少し、実環境(換気あり)における物への除菌効果を確認できました。
▷除菌剤
クロラス酸水は食品安全委員会から食品添加物として適切に使用される限り、安全性に懸念はないとの評価を受けています。
▷除菌剤
ウイルスの不活化(除去)効果を、クロラス酸水と次亜塩素酸ナトリウムとで、比較。有機物非存在下における条件で、クロラス酸水は有効塩素濃度1mg/L(1ppm)[亜塩素酸濃度40ppm]という低濃度でわずか10秒以下の接触で99.6%の不活化を確認しました。
▷除菌剤
Devirus AC専用除菌剤「クロラス酸水」はハラール認証を取得しています。
▷除菌剤
クロラス酸水は、ウイルス対策として、数多ある除菌剤の中で唯一有機物存在下(汚れなどがある生活環境)での使用を各省庁から推奨されています。詳細は各省庁のホームページをご確認ください。